運動障害疾患を専門とする医師らは当初、困惑した。チック症を患う少女は珍しい上、それら10代の子どもたちは症状の数が異常に多く、発症は突然だった。
米国、カナダ、オーストラリア、英国の一流の小児病院の専門家が何カ月にもわたって患者を調査し、互いに協議した結果、少女たちのほとんどに共通点があることを発見した。動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」だ。
医学誌に最近掲載された多数の記事によると、トゥレット症候群だと自ら話すティックトックのインフルエンサーの動画を少女たちが見ていたことを医師は発見した。
トゥレット症候群とは、不随意(本人の意思とは無関係)に繰り返し特定の動きをしたり、音を発したりする神経系の障害だ。
こうした事例を全米規模で追跡調査した人はいないが、小児運動障害を扱う各地の病院が、同様のチック症を患う10代の少女の来院が増えていると報告している。
シンシナティ小児病院医療センターの神経科医で、小児運動障害とトゥレット症候群を専門とするドナルド・ギルバート氏は、2020年3月以降、チック症を患う10代の新規患者を月に10人前後診ていると話す。
同氏の診療所では、パンデミック前は、そうした患者はせいぜい月に1人くらいだったという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/099a8ef99dc5101bfedf680ee2b6c6960ce76e06
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Source: 暇人\^o^/速報