メガソーラーの異様な光景…パネル5万枚に囲まれ【福岡県飯塚市】

1: ピマリシン(東京都) [CA] 2022/09/12(月) 10:36:08.09 ID:5PZUK5Sm0● BE:439992976-PLT(16000)
異様な光景…パネル5万枚に囲まれ「命の危険感じた」一家5人で引っ越し

土がむき出しの斜面に約5万4000枚(総出力2万1600キロワット)もの太陽光パネルが並び、
住宅地を取り囲んでいる。

福岡県飯塚市の白旗(しらはた)山(標高約160メートル、約150ヘクタール)の裾野に広がる
新相田(しんあいだ)地区。パネルに囲まれて暮らしているのは、約50世帯100人。
元々は森林に囲まれた宅地だった。

2014年に大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発計画が持ち上がって19年末に着工され、今春ほぼ完成した。

6月に本社ヘリで上空から見ると、山の大部分は伐採され、
住宅地近くに太陽光パネルが延々と並ぶ異様な光景が広がっていた。

元住人の大谷弘人さん(35)は21年5月の大雨の時、川のように水が流れる音で目覚めた。
外に出ると濁流にくるぶしまで漬かった。「幼い子どもたちがいる。土砂崩れに巻き込まれたら大変だ」。
命の危険を感じ、同年12月に一家5人で引っ越した。
「住民の意見を聞かず工事が進んだ。危険な開発例ではないか」。大谷さんは憤っている。

白旗山では、3事業者が隣接する3地区で合わせて約50ヘクタールのメガソーラーを設置。
その中で、新相田地区を取り囲むメガソーラーが最大の施設だ。
   ◆    ◆
事業者は当初、東京の住宅メーカーだった。
住民の反対が強まり、開発の是非を議論する福岡県森林審議会は15年にいったんは「継続審議」としたものの、
16年に「災害防止などの条件は満たされている」と答申。県が開発を許可した。
その後も続いた住民の反対の影響なのか、用地は着工前に2度転売された。

福岡県の担当者は「開発計画は、安全性に配慮している」と許可に理解を求める。
例えば「50年に1度の豪雨」があっても、下流域に一斉に水が流れない調整池が設置されたという。

住民が事業者に不信感を強めるには訳がある。
飯塚市の片峯誠市長は19年9月、県に対し、着工前に住民説明会を開催するよう事業者への指導を要請。
ただその後、「調査を口実に実質的な工事が始まった」と住民は証言する。
県は少なくとも9回、説明会の開催を要請してきたが、いまだに開かれていない。
21年6月には、防災工事の完了前にパネル設置の本体工事を進めたとして、県から文書指導を受けた。
地元自治会は6月、「樹林帯が計画通りに設けられていない」と県に問い合わせた。

<省略>

飯塚市の担当者は「降雨時などに見回りをして、危険性がある時はすぐ県に連絡する」としている。

<省略>

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https://news.livedoor.com/article/detail/22836965/


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Source: 哲学ニュースnwk

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