後味の悪い話『馳星周の短編インベーダー・筒井康隆母子像』

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本当にあった怖い名無し:2008/03/06(木) 15:52:49 ID:vxTb1pYF0

流れを読まず、さっき起きた話。



コンビニ前で小学生がたむろしてたから何だ?と思って見てたら財布を拾ったとのこと。


交番に届けたいが最寄りの交番は国道の向こう。


道路の向こうは子供だけじゃ行ってはいけないらしく、コンビニ店長に頼まれ、なりゆきで自分もついていくことに。


交番で財布の中身調べてたら落とし主が現れた。


ベテランっぽい警官とそいつが手続きをとってる間、
若い警官に「届けてえらいぞ!」って褒めてもらえて小学生軍団ニコニコ。


照れて自分の後ろに隠れたりしてるチビたちに和んだ。


そうこうしてると、落とし主が大声で「現金がない!」と騒いでる。


(カード戻ってくるだけありがたいだろ。財布落とした時点で現金は諦めろよおっさん・・)と内心思ってたら


「お前らがくすねたんだろ!」と怒鳴り出した。


すっかり子供たちは脅え、若い警官も「せっかく拾ってもらったのに!」と宥めるが


「だいたい財布をただ届けるなんておかしいだろ!疑われないようにする為に届けたんじゃないのか!」と罵詈雑言の嵐。


ベテランが「もっとなくなったものはないか」と尋ねたら銀行のカードもなくなってるらしく、それも小学生のせいに。


「返せ!この糞ガキが!」と殴りかからん勢いだったので


俺と若い警官で落ち着けと止めるが、耳に入らない。


とりあえず銀行にカード止めるよう手続きしてもらいましょうとアドバイスされ落ち着くが、


ありがとうの一言もなく泥棒扱いされた子供たちはすっかり静かになり、


帰り道も「二度と届けたりしない。いいことしない。」って口をつぐんでしまった。



つき

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Source: 哲学ニュースnwk

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