3人とも無職で、母と喜好さんの年金で生活していた。
事件の3か月ごろ前から、喜好さんが薬を服用しなくなり、独り言などの症状が出始める。事件当日、喜好さんが鎌瀬被告に「バカにしてんじゃねえぞ」と言ったことに鎌瀬被告は、これまでの鬱憤が抑えきれなくなった。
鎌瀬被告は、寝ていた母親を起こし、「もうダメだから」と言い、犯行に及んだ。その後、鎌瀬被告は自ら110番通報し、事件が発覚した。
検察は、ナイフの形状や傷の位置、結果の重大性などに着目すべきだと述べました。
続いて、弁護側の冒頭陳述が行われました。
【弁護側 冒頭陳述】
喜好さんは事件の3か月前から薬を飲まなくなり、ほぼ毎日昼夜を問わず、大声で独り言を言っていた。精神疾患の症状に、鎌瀬被告と母は悩まされていた。
殺意については、刺した回数も1回のみで、犯行後は警察に自首をしており、反省を深めている。母は、鎌瀬被告に対して、できるだけ軽い刑を望んでいる。
そして、16日午後に行われた証人尋問では、2人の母親が証言台に立ち、まず弁護側から質問がありました。
【母親の証人尋問】
Q,被告人の対人恐怖症はいつから?
A,20歳を過ぎてから
Q,被告は仕事は?
A,していたこともあるが、今はしていない
Q,被告人の性格は?
A,家族に対して優しい子だった。私が腰の病気の時も病院に付き添いなどしてくれた。
Q,事件後に被告人とのやりとりは?
A,病院は大変か、薬はちゃんと飲んでいるか、といった内容の手紙が来た。
Q,喜好さんの年金(およそ10万円)はどう使われていた?
A,5000円くらいはもらっていた。他はタバコや女性用の下着を買っていたようだ。
【予言】第3次世界大戦について話す
続きを読む
Source: 哲学ニュースnwk