宮崎駿「火垂るの墓は間違っている。巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない」

1: バックドロップホールド(埼玉県):2013/11/02(土) 22:23:01.36 ID:/+RHK6DlP


宮崎  『火垂るの墓』にたいしては強烈な批判があります。 あれはウソだと思います。


まず、幽霊は死んだ時の姿で出てくると思いますから、ガリガリに痩せておなかが減った状態で出てくる。




それから、巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない。
それは戦争の本質をごまかしている。


それは野坂昭如が飢え死にしなかったように、絶対飢え死にしない。


海軍の士官というのは、確実に救済し合います、仲間同士だけで。


しかも巡洋艦の艦長になるというのは、日本の海軍士官のなかでもトップクラスの


エリートですから、その村社会の団結の強さは強烈なものです。


神戸が空襲を受けたというだけで、そばの軍管区にいる士官たちが必ず、


自分じゃなかったら部下を遣わしてでも、そのこどもを探したはずです。




……それは高畑勲がわかっていても、野坂昭如がウソをついているからしょうがないけれども。


戦争というのは、そういうかたちで出てくるものだと僕は思いますけどね。


だから、弾が当たって死ぬのもいるけれど、結局死ぬのは貧乏人が死ぬんですよ。




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Source: 哲学ニュースnwk

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