宇多田ヒカルが“自死遺族”としての思いをつづる。母・藤圭子さんの死から10年

1: ネギうどん ★ 2023/08/25(金) 10:43:02.25 ID:fn+l+FRg9
シンガー・ソングライター宇多田ヒカル(40)が22日、X(旧ツイッター)を更新し、自死の当事者や遺族について、私見を述べた。

この日は、2013年に亡くなった母で歌手の藤圭子さんの命日。10年という節目に、宇多田は「自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこといろいろ」と回想した。

続けて「死に正しいも正しくないも自然も不自然もない」と切り出し「何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って『ああしていれば』『なぜ気づかなかった』と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから」と記した。

宇多田は「人が何を感じてどんな思いでいたか、行動の動機やその正当さなんて、本人以外にはわからない。わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ。『理解できないと受け入れられない』は勘違い(恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態)で、『受け入れる』は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること」と説明。「人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける」とつづり、最後は「参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった。みなさん良い一日を」と結んだ。

藤さんは2013年8月22日、東京・新宿のマンション13階から転落し、死亡した。62歳だった。宇多田は同年、母が遺言書を残していたことを公表している。

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Source: 哲学ニュースnwk

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