新社長に就任する東山紀之は、「自身は性加害を認識していたか？」を問われ、「噂としてはもちろん聞いていました」「あくまでも噂だと信じていた」と述べた。
（中略）
本誌が取材した10社と、9月8日18時時点で寄せられた具体的な回答は以下のとおりだ。
【ジャニーズ起用企業、全10社の「回答全文」】
●アサヒビール
「アサヒスパードライ 生ジョッキ缶」CMに岡田と生田、「クリアアサヒ」CMに二宮、中丸、山田、菊池を起用
【回答】
現状において、ジャニーズ事務所による明確な被害者救済と抜本的な組織運営の是正が認められない以上、ジャニーズ事務所との取引を継続することは『アサヒグループ人権方針』に相反するものであるため、今後、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や新たな販促は展開せず、現行の契約はそれらの満了をもって解除します。
既存の契約については満了までは継続します。
●P＆Gジャパン
「アリエール」CMに生田、「ボールド」CMに菊池を起用
【回答】
まず第一に、P＆Gはすべての外部ビジネスパートナーに対して、当社と同様の高い倫理基準のもと事業を運営することを求めています。
このたびの調査報告書および記者会見の内容は誠に遺憾であり非常に重く受け止めるとともに、ジャニーズ事務所には被害者の救済を第一優先に、さらに再発防止のために必要な体制構築に向けた具体的な行動計画を求めるべく働きかけております。
当社は、ジャニーズ事務所に行動計画の詳細を提示するよう強く求めており、今後もその実行の推移を厳しく注視して参ります。今後のジャニーズ事務所のタレント起用に関しては、一連の取り組みの内容及び成果に基づいて判断する所存です。
●アフラック生命保険
「がん保険」シリーズCMに櫻井を起用
【回答】
当社は、人財を大切にすることをコアバリューのひとつとし、人権を尊重することは企業の責務と考えております。そのため、いかなる性加害・ハラスメントも容認しておりません。
ジャニーズ事務所の会見において、元所属タレントらへの性加害を事務所として初めて認め、謝罪したこと、そして、「再発防止特別チーム」による提言を真摯に受け止め、被害者への適正な補償を含む被害救済と組織のガバナンス（統治）強化に取り組むことが表明されたことは前進であると考えます。
一方で、具体策はまだ示されなかったことから、今後、新体制において、企業としてのガバナンス強化や被害者への補償を含む被害救済、再発防止策の方針・実施状況が取引先として適切かどうかを評価した上で、今後の取引継続要否を検討する必要があると考えており、今後の事務所の対応に重大な関心をもって注視・対応してまいります。
●フマキラー
「ベープ」CMにTOKIOを起用
【回答】
CMの起用については、協議をしている最中です。
●オープンハウス
企業広告に木村を起用
【回答】
CM起用、戦略については個別の案件になるので回答を控えさせていただきます。
●トリドール（丸亀製麺）
企業広告やコラボプロジェクトでTOKIOを起用
【回答】
ジャニー喜多川元社長による性加害は、当社グループで掲げている人権方針に反することであり、誠に遺憾です。
再発防止策の徹底と被害者への真摯な対応を求めてまいります。所属タレントの起用に関しては、人権尊重の観点から適切に対応してまいります。
●ロート製薬
目薬製品のCMにSixTONESを起用
【回答】
検討中でございます。
●日本マクドナルド
「マックカフェ」CMに木村、そのほか岡田、井ノ原、KinkiKidsを起用
【回答】
個別の契約に関わることですので、回答を差し控えさせていただきますが、引き続き状況を注視してまいります。
●ティファニージャパン
日本のブランドアンバサダーにSnowManを起用
【回答】
無回答。
●東急リバブル
企業広告に岡田を起用
【回答】
※締め切りまでに回答なし
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Source: 哲学ニュースnwk