“母乳で育てなきゃ”“無痛分娩はダメ”世にあふれる偏見に産婦人科医が警鐘、「“我慢する”だけが解決策ではない」

1: はな ★ 2023/09/14(木) 06:29:42.77 ID:iL+mOj5A9
“母乳で育てなきゃ”“無痛分娩はダメ”世にあふれる偏見に産婦人科医が警鐘、「“我慢する”だけが解決策ではない」
2023-09-13 eltha
https://news.livedoor.com/article/detail/24978166/

生理、妊娠・出産、不妊治療など、女性特有の身体の変化や悩みに直面したとき「いかに仕事と両立するか」は多くの人が抱える課題です。産婦人科専門医・産業医の三輪綾子先生は、「周りに迷惑をかけたくないと、体調の悪さを我慢しがちであることが問題」と言います。三輪先生は働く女性たちの声を聞くなかで、健康領域の問題や課題をどう考えているのでしょうか。話を聞きました。
「数日で終わる」と辛くても我慢できてしまう生理、悩みがなくならない理由
ーー先生の元に相談に来られる方は、どのような悩みの方が多いんでしょうか?

「やはり生理痛がひどいとか、生理の悩みが圧倒的に多いです。我慢に我慢を重ねてきたけど、これは受診した方がいいなと思って来ましたって」

ーー印象的だった相談はありますか?

「挙げ出したらキリがないんですけど、生理痛が原因で救急車で何回か運ばれたことがあるという経験がある方って結構いるんですよ。実際、私が大学病院に所属していたとき、夜間で2~3件は生理痛で運ばれてくる人がいて。私自身は、そこまで痛みの症状は強く出ていなかったので、生理痛で救急車に乗る人がこんなにいることを知らなかったんですね」

ーー想像以上に多いんですね。

「ただ、その救急車で運ばれてきた女性が、以降ちゃんと管理をしているかというと、そのままだったりするんですよ。ピルに対して抵抗があったり、知識がなかったり。本来、20歳以上の女性は2年に1回子宮頸がんの検診を受けることが推奨されているのですが、20代後半になって『初めて産婦人科に行きました』とおっしゃる方も多いと感じています」

――確かに、定期的に話題になる印象です。先生に相談にいらっしゃる方からは、どのような声が届いていますか? どんなアドバイスをしていますか?

「たとえば、無痛分娩は『私は無痛にしたいんですけど、姑が無痛は否定的で…』と相談を受けることも多いです。自分の身体のことは自分で決めるのが当然のことです。もし家族が無痛に対して心配な要素があるなら、家族みんなで話を聞きに来てくださいと私はお伝えします。産み方がどうあっても、すべてのお産は尊いのです。『母乳で育てなきゃ…』というのも、間違った認識です。大変なお産の直後から、お母さんたちは授乳の大変さとも戦います。新生児はちょっとしか飲めないので、体重増加がよろしくない子にはもう少し頻度をあげたり、人工乳を足したりします。色々な工夫をしながら悩んでいることを分かっていただきたい。もちろん、完全ミルクでも問題ありません、と伝えています」

――その情報に自分が該当しなかったら…と焦りますよね。

「自分で自分を苦しめてしまうことになります。間違った認識がどんどん広がって、行動できない方もいると思うので。今さら聞くのも恥ずかしい、周囲の声が気になるなど色々あるかもしれないですけど、そういうのを1回置いて、冷静に相談してみることが大事だなと思います」

ーー先生は、子宮頸がんを予防するHPVワクチンの普及啓発活動についてもライフワークとされています。過去、ワクチンの副反応についてセンセーショナルな報道がなされ、そのイメージがいまだに根強くあり、接種に懐疑的な目をむける親御さんもいますが、先生はこの状況をどのように見ていますか?

「あれだけ怖いイメージを植え付けるような報道をされたら、そう思われても仕方がないと思います。でも、もう何年も前の話ですし、そこからちゃんと研究もされているんです。だから、トラウマ的に考えず、最近のデータ、ちゃんと予防できるだとか、副反応もそんなに多くないというところも合わせて、判断をしてほしいなと思いますね」

※全文はリンク先で
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Source: 哲学ニュースnwk

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