米軍のオスプレイ、屋久島沖で墜落、乗組員は当初8人と発表だが6人に訂正、1人は救助されたがその後死亡、漁船が3人発見したが安否は不明、宮沢副防衛相は不時着水と認識

［東京　２９日　ロイター］ – 海上保安庁によると、米軍の輸送機オスプレイが２９日、鹿児島県の屋久島沖に墜落した。屋久島町救難所の船が１人を救助したものの、意識がないまま搬送され、その後死亡が確認された。海保は当初、乗員８人と発表していたが、６人に訂正した。

また、捜索に協力している漁業関係者によると、漁船が３人を発見したが安否など詳細は分かっていない。午後４時ごろ現場海域に到着した海保のヘリコプターは、機体の残骸のようなものや転覆している救命いかだのようなものを確認した。

防衛省によると、事故が起きたオスプレイは米空軍横田基地に所属のＣＶ２２。省内で会見した宮沢博行防衛副大臣は、状況を米軍に確認中だとした。自衛隊と海保が連携して救助に当たっているとし、「人命の救出に全力を尽くす」と語った。

鹿児島県によると、屋久島空港近くで墜落し、別の１機は空港に無事着陸したという。

松野博一官房長官はこの日午後の定例会見で、オスプレイは午後２時４０分ごろレーダーから消失したことを明らかにした。
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