女さん「女性ばかりの会社は地獄。有能男性の下でお茶出しとコピーやってた方が生きやすい」

新卒から10年超勤めた会社を退職する。
育休復帰からの4年間は、地獄の日々だった。
誰も読んでくれなくても良い。でも誰かに読んでほしい。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

その後、出来る男性は組織改革によってどこかへ消えた。続いて、先輩女性の産休育休ラッシュ。もちろん欠員補充なんてあるはずもなく。
20代後半、やっと中堅社員になった私には頼れる存在が一人もいなくなった。ただ、やりがいはあったし、評価もされた。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

仕事は好きだったが人を管理するのは苦手で、管理職にはなりたくなかった。女性は誰も管理職になりたがらない環境だったから、世の中そんなものかなと今も思っている。
女性の気持ちとは裏腹に、男女平等の動きが活発だった。いつしかこの会社は女性社会だった。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

欠員補充がこれまでに全くなかったわけではない。正社員男性の代わりが、非正規女性。
易しい仕事を切り出して非正規に。正社員は難しい仕事だけをみっちり詰め込まれる。気を抜ける瞬間がない労働になり、かつて納得していた安月給がもはや割に合わない。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

産育休はあっと言う間に終わる。心から仕事復帰したくないと思ったが、お金が必要で働かざるを得なかった。
憂鬱な気持ちで出勤すると、知らない顔ばかり。フルタイム独身女性、時短勤務女性、非正規雇用女性。
張り詰めた空気を感じた。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

仕事量が尋常じゃないため、昼休憩なんてしてる場合じゃない。私は絶対に帰らなければ、保育園のお迎えに間に合わないのだ。
誰かが休んだ日には負担が倍増する。
同じく時短勤務をしていた先輩後輩と、全員揃って無事に退社できる日には肩を抱いて涙を流した。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

人員不足の職場でまた一人、また一人と退職する。この組織は既に機能不全である。
求人が常時出ていて毎月新人を迎え入れるが、教育に費やす余力はない。誰もが新人に話しかけられまいと振る舞う。新人が初日で飛ぶデスクワーク。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

リアルの私は人に冷たい態度をとることはない。誰にも相談できずにパンクしそうな新人に泣きつかれると、邪険には扱えなかった。
あぁ、こうして、ここでは、まともな人から離職するのだと気付いた。残るは奇人変人ばかり。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

そう決意して1年が経つ。遂に今月退職する。
計画通りやり遂げた私は、今まさに有給消化というこの世の楽園にいる。

私のこの楽園は、我が子のおかげで存在しているのだ。この4年間、繰り越せないほど有給が残るくらいには健康でいてくれた。ありがとう。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024

女性ばかりのめちゃくちゃ忙しい会社。そこで生き残れるのは一緒に働きたい女性ではなかったよ。

私は有能男性の下で働きたい。女性はお茶出しとコピーをしてた時代の方が、きっと私には生きやすい。
私は男女平等じゃなくて良いや。

— ただの山田 (@yamada76980159) March 14, 2024