海外の反応 韓国
●世界主要国GPS独走から脱しようと、独自開発
●「我々は予備妥当性を検討中」
衛星航法システムは、衛星から送る信号を受信し、ユーザーの現在位置を計算する。衛星が信号を送った時刻とその信号が受信機に到達した時刻の時間差に電波の速度をかけると衛星と受信機の間の距離が分かる。衛星が3基あれば、地球上で緯度、経度が分かり、衛星が4基になれば、高度まで知ることができる。衛星信号はビルや山を通過できないため、衛星の個数が多いほど正確度と安全性が高くなる。
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●軍用のGPSでは民間活用に限界
衛星航法システムの代名詞は、米国が運営するGPS(Global Positioning System)だ。米国防総省が1960〜1970年代にミサイル誘導など軍用のために開発したこの技術は、1980年代に民間に開放された。その後、GPSは、カーナビを始め、スマートフォンのアプリが提供する位置基盤サービスの基盤インフラとなった。
GPSを民間が無料で使えるが、根本的には米国の軍用という限界がある。軍事・政治的目的によってサービスが中断されたり、質が低下する可能性がある。実際、99年にパキスタンとインドが領土紛争をした当時、米国はインドのGPS接近を拒否したり、サービスの質を下げた。
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Source: 世界の憂鬱 海外・韓国の反応